
琿春に到着した日の夜、まずは水餃子を食べに行きました。
1年前、私が琿春に滞在し始めた初日に行ったのも、同じ水餃子の店。
半斤(25個)の餃子が7~10元(約100円~150円)で食べられます。
皮の分量か適度で、肉汁たっぷり。
アツアツが食べられて、餡のバリエーションも豊富です。
日本では、きっとどこを探しても、
この価格でこの美味しさには出会えないよなあ…と思うと
ちょっと残念(笑)。
実は琿春に到着する2日前、大連空港の近所にある店へふらりと入り
私は水餃子を注文してみたのですが
琿春の餃子のほうが美味しさでは格段上でした。
ちなみに大連の餃子の値段は18元(約270円)。
一人ではとても食べ切れず、沢山残してしまいました…。
東北部では餃子は常食ですが、旧正月には必ず餃子を食べる習慣があるのは
餃子が子孫の繁栄の象徴だからなのだそうです。
また、餃子が耳の形をしていることから
寒くても耳がちぎれないようにと、寒い地方で餃子を好んで食べる
と言われています。
春節に餃子を食べる訳、私が聞いたのは餃子が昔のお金の形をしていたので、お金が儲かるようにという意味もあるそうです。
2007.03.26 04:52 URL | 望月門 #aHYyIOU. [ 編集 ]
先日、当地のテレビ番組で、中国南部某地区の伝統的なギョウザを紹介していました。昔、東北から移り住んだ中国人が、現地でなかなか良質な小麦粉が入手できないため、間に合わせの材料で「ギョウザもどき」を作ったのが始まりだとか。
見た目も茶色っぽい焼ギョウザなのですが、そこまでしてもギョウザを食べたい東北人の心情に打たれました。中国の田舎で、十分に怪しいとは分かっていても寿司を注文してしまう日本人なら、彼らの気持ちがよく理解できようかと思います。
2007.03.26 10:55 URL | 延吉ヤマト #- [ 編集 ]
望月門さん
「お金が儲かるように」とにかく何につけても中国ではこれが基本ですね!
友人のZさんに餃子を作れるのか聞いてみたら、餡は作れないけれど、包めると言っていました。ちなみに私が作れるのは日本式の焼き餃子です。
延吉ヤマトさん
なるほど、故郷を離れると皆、食べるもので苦心するのですね。私が思うに、中国東北人が餃子屋に行く感覚は、多分、江戸っ子が蕎麦屋へ行くのと近い感覚ではないかと。
今度、東京で延辺料理の店をダンナと一緒に探してみようかと思ってます。
2007.03.26 11:31 URL | linai #iYBNF/TU [ 編集 ]
戻っておられるんですね。中国のおいしい水餃子、わたしも懐かしいです。食べたいなぁ。トッポギちゃんが無事に日本に行けるよう祈っています。
2007.03.27 15:07 URL | azu #PynBBHHs [ 編集 ]
azuさん
トッポギを延吉に残して、すでに琿春から日本へ戻って参りました。私たち飼い主側の都合で、トッポギには辛い思いばかりさせてしまい、今は海の底へ沈んでしまいそうなほどの罪悪感でいっぱいです。しかし、何としても「トッポギ来日プロジェクト」を成功させます!azuさん、いつもありがとう。
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