11月最後のエントリも食べ物ネタで締めます。
食いしん坊な私が夏に帰国した時
何より一番に食べたかったものは、サラダやカルパッチョでした。
そして今回、帰国したらまず一番先に私が食べたかったもの。
帰ってくる飛行機の中からよーく考えて、成田EXの中でも考えて
最終的にトップに選ばれしもの…それは納豆とアジの開きでした。
笑うところではありません。
地味で質素ですが、真面目にやっぱりコレです。
骨の髄から日本人だなと思います。
自宅で温かいご飯と一緒にアジの開きをつっつくと
慣れ親しんだ懐かしい味が蘇って、心の底から「ホッ」とできました。
香ばしい薫りに、帰国したことをじんわりと実感するというか
中国にいる間、ず~っと張りつめていた緊張が、やっと解れていくというか。
野良猫みたいにムシャムシャと、きれいに食べました。
鯵のほか、秋刀魚、鰤、鮭、鯖なんかも良いです。
要するに、私が好きなのは大衆魚。
一般庶民の私は、刺身や寿司よりも何よりも
とにかく焼き魚が食べたかった。。。
まさかこんなにまで、アジの開きごときを渇望する日が来るなんて…。
子供の頃は魚なんて大嫌いだった。
大人になってから魚の美味しさに目覚めて良かった。

食いしん坊な私が夏に帰国した時
何より一番に食べたかったものは、サラダやカルパッチョでした。
そして今回、帰国したらまず一番先に私が食べたかったもの。
帰ってくる飛行機の中からよーく考えて、成田EXの中でも考えて
最終的にトップに選ばれしもの…それは納豆とアジの開きでした。
笑うところではありません。
地味で質素ですが、真面目にやっぱりコレです。
骨の髄から日本人だなと思います。
自宅で温かいご飯と一緒にアジの開きをつっつくと
慣れ親しんだ懐かしい味が蘇って、心の底から「ホッ」とできました。
香ばしい薫りに、帰国したことをじんわりと実感するというか
中国にいる間、ず~っと張りつめていた緊張が、やっと解れていくというか。
野良猫みたいにムシャムシャと、きれいに食べました。
鯵のほか、秋刀魚、鰤、鮭、鯖なんかも良いです。
要するに、私が好きなのは大衆魚。
一般庶民の私は、刺身や寿司よりも何よりも
とにかく焼き魚が食べたかった。。。
まさかこんなにまで、アジの開きごときを渇望する日が来るなんて…。
子供の頃は魚なんて大嫌いだった。
大人になってから魚の美味しさに目覚めて良かった。

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先日、ダンナの実家へ行ってきた。
ダンナの実家は、今の私の部屋兼アトリエ(兼倉庫?)から近い所にある。
近くなのだし、帰国してすぐに顔を出せば良かったのだけれど
私一人で帰ってきたことに何となく肩身の狭い思いがあったので
しばらく会えなかった。
でも、私の気にし過ぎだったようす。
両親は年齢の割に二人とも考え方が進歩的なので
ダンナが単身赴任していることはもちろん
私の学業についても、ちゃんと理解してくれていた。
そして私たちには特に干渉せず、二人元気に仲良く暮らしている。
だから、いつも私たちは安心しきっていて
未だまともな親孝行を何もしていない。全くダメ嫁な私。
近い将来、一緒にやりたいこと、行きたい所が沢山あるのだから
まだまだ元気でいてもらわなくてはいけないのに
ぽっくり寺参拝のバスツアーがあるらしいから行ってみよう
などと、義母は冗談半分で話していた。
親が歳を取る前に、しなければいけないことが色々あることを
頭では分かっているけれど
なかなか、前に進まない私たち。
ちょっと焦ってくる。

ダンナの実家は、今の私の部屋兼アトリエ(兼倉庫?)から近い所にある。
近くなのだし、帰国してすぐに顔を出せば良かったのだけれど
私一人で帰ってきたことに何となく肩身の狭い思いがあったので
しばらく会えなかった。
でも、私の気にし過ぎだったようす。
両親は年齢の割に二人とも考え方が進歩的なので
ダンナが単身赴任していることはもちろん
私の学業についても、ちゃんと理解してくれていた。
そして私たちには特に干渉せず、二人元気に仲良く暮らしている。
だから、いつも私たちは安心しきっていて
未だまともな親孝行を何もしていない。全くダメ嫁な私。
近い将来、一緒にやりたいこと、行きたい所が沢山あるのだから
まだまだ元気でいてもらわなくてはいけないのに
ぽっくり寺参拝のバスツアーがあるらしいから行ってみよう
などと、義母は冗談半分で話していた。
親が歳を取る前に、しなければいけないことが色々あることを
頭では分かっているけれど
なかなか、前に進まない私たち。
ちょっと焦ってくる。

お墓参りの帰り、大概いつもは最寄り駅周辺で昼食を済ませるけれど
この日は祖父の提案で横浜中華街へ行った。
本当のことを言わせてもらうと、私はもう中華料理には飽きているため
わざわざ中華街まで行かなくても…と思った。
しかし、そんなことはお構いなしの私の家族。

裏通りにある某中華料理店は、私が幼少の頃、よく家族で度々訪れていた店。
中の様子が分からないようになっている店先のドアを開けると
顔が小さくて、すらりとした長身の女主人が、以前と変わらずにいた。
人数を告げると、硬い表情で席に誘導される。
運良く家族の人数+1人分の席が空いていたので良かった。
座った途端、母が「あの人(女主人)、昔と変わらずぶっきらぼうだねぇ」と言う。
ちょっと驚いてしまった。
日本の感覚では、その対応がかなり無愛想に感じるようだが
私は全くそのように思わなかったのだ。
愛想が悪いのではなく、あれが普通。
否、中国人の接客としては、普通よりもずっと良いほうだが…。
やはり、数ヶ月の琿春生活で、私は少し感覚がズレてしまったかも
と、やや不安になる。
この店には、ある人気のメニューがあって、訪れる客は皆、それを注文する。
私たちはそれを人数分と、さらに炒め物とご飯物を注文した。
どう考えても注文し過ぎたような気がしたけれど
大食漢の私たち家族は、苦しいとか何とか言いながら、ほぼ全て完食。
おいしかった。
いかにも漢民族の女主人は、終止愛想笑いなど一切しない。
年月が経過しても凛としていた。
随分前に店を改装してきれいにしたけれど、決して派手に宣伝することなく
他に手を広げることもなく、真面目に営業しているこのお店のポリシーが
私はとても好きだ。
どんなにお腹が一杯でも、帰り道にお土産を買うのは忘れない。
私はダンナの実家へ行く予定があったので華正樓で中華まんじゅうを購入。
中華街の肉まんは、とても大きくてズシリと重い。
中央のテーブルに1個800円もする五仁月餅が売られているのを見て
なんだか懐かしくなった。
2ヶ月前の中秋節が、もうずっと前の昔のことのように感じる。
この日は祖父の提案で横浜中華街へ行った。
本当のことを言わせてもらうと、私はもう中華料理には飽きているため
わざわざ中華街まで行かなくても…と思った。
しかし、そんなことはお構いなしの私の家族。

裏通りにある某中華料理店は、私が幼少の頃、よく家族で度々訪れていた店。
中の様子が分からないようになっている店先のドアを開けると
顔が小さくて、すらりとした長身の女主人が、以前と変わらずにいた。
人数を告げると、硬い表情で席に誘導される。
運良く家族の人数+1人分の席が空いていたので良かった。
座った途端、母が「あの人(女主人)、昔と変わらずぶっきらぼうだねぇ」と言う。
ちょっと驚いてしまった。
日本の感覚では、その対応がかなり無愛想に感じるようだが
私は全くそのように思わなかったのだ。
愛想が悪いのではなく、あれが普通。
否、中国人の接客としては、普通よりもずっと良いほうだが…。
やはり、数ヶ月の琿春生活で、私は少し感覚がズレてしまったかも
と、やや不安になる。
この店には、ある人気のメニューがあって、訪れる客は皆、それを注文する。
私たちはそれを人数分と、さらに炒め物とご飯物を注文した。
どう考えても注文し過ぎたような気がしたけれど
大食漢の私たち家族は、苦しいとか何とか言いながら、ほぼ全て完食。
おいしかった。
いかにも漢民族の女主人は、終止愛想笑いなど一切しない。
年月が経過しても凛としていた。
随分前に店を改装してきれいにしたけれど、決して派手に宣伝することなく
他に手を広げることもなく、真面目に営業しているこのお店のポリシーが
私はとても好きだ。
どんなにお腹が一杯でも、帰り道にお土産を買うのは忘れない。
私はダンナの実家へ行く予定があったので華正樓で中華まんじゅうを購入。
中華街の肉まんは、とても大きくてズシリと重い。
中央のテーブルに1個800円もする五仁月餅が売られているのを見て
なんだか懐かしくなった。
2ヶ月前の中秋節が、もうずっと前の昔のことのように感じる。
先週、祖父らとお墓参りへ行ってきた。
六角橋商店街のメインから一本入って「ふれあい通り」を歩く。
この細長いアーケードは、良く言えばレトロ。
だが、怪しさもかなり際どい。
店構えや売られている商品、店主たちを含め
通り全体が昭和のB級骨董品といった感じ。
ここの中にある花屋で、いつもお花を買うことになっている。

仏様用の菊の花は沢山売られているけれど
うちの家族の場合はそれを選ばない。
亡き祖母は花が大好きで、植物の絵を描くのが得意な人だった。
だから、季節の花を毎月違う色合いで供えるのが習慣になっている。
今月は淡いピンクのバラを中心に…。
家族の妙な拘りは、祖母への思いを表現している。
六角橋商店街のメインから一本入って「ふれあい通り」を歩く。
この細長いアーケードは、良く言えばレトロ。
だが、怪しさもかなり際どい。
店構えや売られている商品、店主たちを含め
通り全体が昭和のB級骨董品といった感じ。
ここの中にある花屋で、いつもお花を買うことになっている。

仏様用の菊の花は沢山売られているけれど
うちの家族の場合はそれを選ばない。
亡き祖母は花が大好きで、植物の絵を描くのが得意な人だった。
だから、季節の花を毎月違う色合いで供えるのが習慣になっている。
今月は淡いピンクのバラを中心に…。
家族の妙な拘りは、祖母への思いを表現している。
更新の途絶えているこのブログを
時々訪問して下さっている方々、いつもありがとうございます。
今後もこのように何の前触れもなく
私の気が向いた時に突然更新するとおもいますので
どうぞお付き合いくださいませ。
さて、私が先月まで滞在していた中国東北部の最東端、琿春では
早くも日中の気温がマイナスにまで下がっているとのこと。
路面も凍っているそうです。
そんな環境での暮らしが、肉体的にも精神的にもいかに辛いことか
あちらの生活を想うと、温暖な日本に逃亡してきた罪悪感を
少しは感じたりします。本当です。
東京も11月に入ってから日増しに寒くなってきました。
寒くなると服が重たくなるので
私は胸の辺りまであった長い髪を、バッサリと切りました。
ここまで短くしたのは数年振り。
この冬は冬眠せず、軽快に活動しなければならないのです。
寒さで体力が消耗する冬、どこにいても気をつけたいのは風邪。
私の風邪予防法はとても単純ですが、意外と効果あります。
まず、朝起きてすぐにうがいをする。
そして、朝食に濃いめの紅茶をストレートで飲む。
たったこれだけです。簡単で単純明快。
うがいで口中の雑菌を取り除いてから、紅茶カテキンでさらに殺菌。
起きてから、何かを飲食する前に行うのがポイントです。
喉の「ガラガラうがい」よりも、口の「ブクブクうがい」を重点的に。
できれば冷たい水よりも、ぬるま湯のほうがよいです。
紅茶は毎日飲んでも飽きないものをセレクトし、ゆっくり時間をかけて飲みます。
私の場合はごく一般的なダージリンティーを使用。
緑茶などにもカテキンは含まれていますが
含有量が高いのは紅茶と聞いたことがあります。

琿春にいた頃は「立頓」(リプトン)を飲んでました。
25個入で10元くらいですが、中国の人にはあまり飲まれていないようです。
この2つの習慣を取り入れてからというもの
喉からくる風邪や、ひどい咳で苦しむ風邪をひかなくなりました。
喉をすぐにやられてしまう方、騙されたと思って一度お試しあれ。
それでは皆さま、冬に向けてどうぞご自愛ください。
時々訪問して下さっている方々、いつもありがとうございます。
今後もこのように何の前触れもなく
私の気が向いた時に突然更新するとおもいますので
どうぞお付き合いくださいませ。
さて、私が先月まで滞在していた中国東北部の最東端、琿春では
早くも日中の気温がマイナスにまで下がっているとのこと。
路面も凍っているそうです。
そんな環境での暮らしが、肉体的にも精神的にもいかに辛いことか
あちらの生活を想うと、温暖な日本に逃亡してきた罪悪感を
少しは感じたりします。本当です。
東京も11月に入ってから日増しに寒くなってきました。
寒くなると服が重たくなるので
私は胸の辺りまであった長い髪を、バッサリと切りました。
ここまで短くしたのは数年振り。
この冬は冬眠せず、軽快に活動しなければならないのです。
寒さで体力が消耗する冬、どこにいても気をつけたいのは風邪。
私の風邪予防法はとても単純ですが、意外と効果あります。
まず、朝起きてすぐにうがいをする。
そして、朝食に濃いめの紅茶をストレートで飲む。
たったこれだけです。簡単で単純明快。
うがいで口中の雑菌を取り除いてから、紅茶カテキンでさらに殺菌。
起きてから、何かを飲食する前に行うのがポイントです。
喉の「ガラガラうがい」よりも、口の「ブクブクうがい」を重点的に。
できれば冷たい水よりも、ぬるま湯のほうがよいです。
紅茶は毎日飲んでも飽きないものをセレクトし、ゆっくり時間をかけて飲みます。
私の場合はごく一般的なダージリンティーを使用。
緑茶などにもカテキンは含まれていますが
含有量が高いのは紅茶と聞いたことがあります。

琿春にいた頃は「立頓」(リプトン)を飲んでました。
25個入で10元くらいですが、中国の人にはあまり飲まれていないようです。
この2つの習慣を取り入れてからというもの
喉からくる風邪や、ひどい咳で苦しむ風邪をひかなくなりました。
喉をすぐにやられてしまう方、騙されたと思って一度お試しあれ。
それでは皆さま、冬に向けてどうぞご自愛ください。
帰国して一週間、なぜかここのところ不眠症気味。
これはきっと時差の影響だろうと思うことにしています。
時差といっても、たったの1時間なのだけど
体内時計は相当ズレている模様です。
気分転換にブリヂストン美術館で開催されている
オーストラリア現代美術展へ行ってきました。

テーマは「アイデンティティー」と「プリズム」。
アボリジニの伝統的な図柄を取り入れた抽象画は見応えがあり
知的な新しさがあって素敵でした。中でも
アビー・ロイ・ケマーレ「ブッシュ・リーフ・ドリーミング」
ホセイン・ヴァラマネシュ「落ちていた枝」
の2点がとても気に入って、部屋に飾りたくなってしまった。

ちょうど学芸員のギャラリートークをやっている最中だったので
イマンツ・ティラーズの「プリズム」について
解説を聴くことができました。
現代アートは解説を聴いて、初めてなるほどと頷ける部分が本当に多い。
作家のプリズムと、私のプリズムのピントが合った一瞬。
全体的にクールでダイナミックな作品が多く、なかなかでした。
私も自分のアイデンティティーを証明できるような作品を
いつか、ばしっと描いてみたい…と思います。
常設展では石橋財団のコレクションが、所狭しと展示されてます。
セザンヌのサン・ヴィクトワール山、ルノワールのシャルパンティエ嬢
モネの睡蓮、などなど歴代の巨匠たちの名画がずらり。思わずため息…。
鑑賞後の余韻が冷めやらぬ状態で、少し歩いて
明治製菓の直営店100% chocolate cafeへ。

明治本社の一階に店舗を構えてあります。
焦げ茶とステンレスシルバーの組み合わせが美しいシックな店。
ホットチョコレートを飲みながら、まった~り気分。
日付の入ったチョコレートがサービスで付いてきます。
平日はOLの溜り場だろうな…。
悲しいかな、ブログ上での私のアイデンティティーは
やっぱり食い物系に依るところが多いような。。。
その後、八重洲ブックセンターへ寄って中国語の本を購入。
勉強も、がんばろう。
これはきっと時差の影響だろうと思うことにしています。
時差といっても、たったの1時間なのだけど
体内時計は相当ズレている模様です。
気分転換にブリヂストン美術館で開催されている
オーストラリア現代美術展へ行ってきました。

テーマは「アイデンティティー」と「プリズム」。
アボリジニの伝統的な図柄を取り入れた抽象画は見応えがあり
知的な新しさがあって素敵でした。中でも
アビー・ロイ・ケマーレ「ブッシュ・リーフ・ドリーミング」
ホセイン・ヴァラマネシュ「落ちていた枝」
の2点がとても気に入って、部屋に飾りたくなってしまった。

ちょうど学芸員のギャラリートークをやっている最中だったので
イマンツ・ティラーズの「プリズム」について
解説を聴くことができました。
現代アートは解説を聴いて、初めてなるほどと頷ける部分が本当に多い。
作家のプリズムと、私のプリズムのピントが合った一瞬。
全体的にクールでダイナミックな作品が多く、なかなかでした。
私も自分のアイデンティティーを証明できるような作品を
いつか、ばしっと描いてみたい…と思います。
常設展では石橋財団のコレクションが、所狭しと展示されてます。
セザンヌのサン・ヴィクトワール山、ルノワールのシャルパンティエ嬢
モネの睡蓮、などなど歴代の巨匠たちの名画がずらり。思わずため息…。
鑑賞後の余韻が冷めやらぬ状態で、少し歩いて
明治製菓の直営店100% chocolate cafeへ。

明治本社の一階に店舗を構えてあります。
焦げ茶とステンレスシルバーの組み合わせが美しいシックな店。
ホットチョコレートを飲みながら、まった~り気分。
日付の入ったチョコレートがサービスで付いてきます。
平日はOLの溜り場だろうな…。
悲しいかな、ブログ上での私のアイデンティティーは
やっぱり食い物系に依るところが多いような。。。
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