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琿春エアポート

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正午過ぎ、ポプラの木の下で美しい馬がお食事中。台車の持主も向かいの店で食事中?琿春にはこのようなポプラ並木がたくさんあります。

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ポプラ(ヤナギ科)の木です。枝先に見える綿毛に包まれた種子が「柳絮」(りゅうじょ)。この綿毛はとても軽いのでユラユラと空を舞いながら、風に乗ってどこまでも遠くへ飛んでいきます。白い綿毛が空中を漂っている様子はとても幻想的。

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地面に落ちた綿毛は纏まって丸くなりコロコロと転がっていました。それが吹き溜まりに集まっていると、雪が積もったかのように見えます。

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初めて見た私にとっては珍しく愉快なものなんですが、住民にとってみたら例年のこと。窓から入り込んで部屋が汚れたり、洗濯物に付いたりするからということで、厄介者扱いされているようです。

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さらに、この綿毛が大量発生すると人によっては花粉症やアレルギーを発症することも。間違って吸い込んだりしないよう、この時期の散歩は気を付けます。
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日本料理店「北海道」は、韓国料理店に変わってしまい、店名も「北海閣」になりました。

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ここのオーナーは以前、北海道に住んだことがあり、琿春に戻って日本料理店の経営を始めたらしいのですが…やはり日本料理は流行らなかったのか、受入れられないのか。今、中国は韓流ブームなので、流行に乗っかって韓国料理に変えてみたのではないかと思われます。

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この料理、メニューには「三鮮日本豆腐」と書いてありましたが、これのどこが日本なのか全くわかりません。卵豆腐らしき物を片栗粉でまぶしたものと、海鮮や木耳、ピーマンなどを炒めたものです。私は韓国に行ったことがないので解りませんが、これって韓国料理なんでしょうか。

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どうしても魚が食べたかったので、期待して寿司を注文してみたのですが、こんなのが出てきました。トロやアジ、イワシ、イカなどのにぎりが見当たりません。鯛かハマチか…いえ、多分、違うと思います。何だか分からない白身の寿司がこんなに沢山と、手巻き3本のセット。手巻きのネタは「とびっこ」でした。
この他に「醤湯」を注文しました。「醤湯」は土鍋に入った朝鮮族の味噌汁なんですが、私たちにはちょっと味が濃く感じました。

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中国で郵便物を扱っているのは「郵政局」で、これが琿春市郵政局の建物。ここ琿春の郵政局員は日本の郵便局員と違い、とても親切です。しかも土日も業務を行っています。

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 先日、エアメールを出すために郵政局へ行きました。その時の一連の流れを振り返りながら、郵政局を訪れる際の『心構え』について書いてみたいとおもいます。

 封書を持って郵政を訪ね「请寄航空。(航空便でお願いします。)」と言うと、局員は私が持って行った封筒よりも一回り大きい封筒を出してきました。中国郵政指定の封筒に入れなくてはダメだったようなのです。仕方なく私はその封筒に再度宛名を書き直しました。二重封筒(入れ子状態)になってしまい、なんだか過剰包装という感じ……でもまあ、中国から日本への過酷であろう輸送を考えれば、丈夫に越したことはないか……と、やり過ごしました。

 そして、局員はきれいな図柄の切手(3元)を貼ってくれました。しかし、貼ってくれた場所は、宛先側ではなく送り主である私の名前が書かれている側だったのです。裏で大丈夫なのか。……でもまあ、もしかすると中国ではそれが常識かも……と、ここでもやり過ごしました。

 料金は2通出して10.6元でした。郵政局内にあった国際郵便料金の一覧表には、日本へのエアメールはハガキ(明信片)が4.5元、封書(信函)が20gまで5元と書いてあります。おや?貼られた切手は3元だったから封筒が2.3元?それとも切手代の他に手数料も取られる?それとも単純に1通あたり20gよりも少しだけ重かったの?と一瞬、考えましたが……なんと細かいことを計算しているんだろう、中国はこんなに広いのに!……と、自分がバカバカしく思えてきたので、またここでもやり過ごしました。

 「どうして指定の封筒に入れなくてはならないのか」、「どうして切手を裏側に貼るのか」、「どうして10.6元なのか」……「なぜどうしてこうなるのか?」を、やり過ごさずに質問したとしましょう。すると、ここでは「そういう『きまり』だから」と返されることが予測されます。
この回答では、一般常識的な日本人なら腑に落ちないと思います。「だから~、どうして(そういう『きまり』なの)?」と、二度も同じ質問をしたくなってしまいます。
しかし、ここでは習慣が違うのだから、よそ者であることを自覚しなくてはいけません。「納得いかない!」なんて我を張らないほうが身のためです。しつこいと呆れた顔をされてしまいますから要注意です。彼らはその『きまり』の理由にまで拘ってません。だから、ここは謙虚さを以て彼らのやり方を受入れ、さらっとやり過ごします。そのほうがお互いに気持ち良く事が済むと考えれば、一歩前進です。

 この私の考える「やり過ごしの心構え」は郵政局だけでなく、その他の様々なシチュエーションでも結構、役立っています。ただし、中国に於いては通用しても、日本では「テキト~でいい加減」と思われるので注意。

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↑郵政のシンボルカラーは深緑で、ポストも緑色です。でも指定の封筒はブルーでした。そこまで統一する気はないみたい。
トルコに長く滞在したことのある友人が、つい先日、こう教えてくれました。
「食事はある日、突然飽きる」と。
その「ある日」が、私の場合は滞在約3ヶ月で来てしまったのだと思います。

それが早いのか遅いのかは個人差があるにしろ、飽きてしまったものは仕方がない。
最近は生活の基本に戻り、なるべく家で自炊するようにしています。すると買物に行く回数も増え、運動不足も解消。5月下旬の琿春はとても過ごし易く爽やかなので、毎日がお散歩日和です。昨日は普段よく買物に行く「国貿」の総合商場ではなく、行動範囲を広げて別の所まで行ってみました。

そこは地元の人が一番よく行く「購物中心」。ショッピングセンターというよりは巨大な市場で、とにかく活気があり、一歩足を踏み入れた途端「何をご入用ですか?」と声を掛けられます。売られている野菜や果物は申し訳ないほど安い。ほうれん草を1束とトマトを8個も買って、全部で4.5元でした。おもわず値段を聞き返してしまったほど…。夕飯は早速、ほうれん草とトマトのパスタにしました。

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そういえば、今月半ばから八百屋さんで売られているタマネギが、全て「新タマネギ」に入れ替わりました。キレイで、水分量が多く美味しい新タマネギ。日本にいた頃にはいつも出始めるとすぐに買ってました。肉料理のベースに使うのは勿論、サラダに使ったり、オニオンリングにしたりと大活躍しています。

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そのタマネギを購入した八百屋さんは、もうスッカリ顔なじみ。いつも奥からわざわざ新鮮なものを出してくれます。その日、店主に「あれ?中国語、勉強しはじめた?」と聞かれました。私は「そう、中国語はとても難しいです。」と返すのに必死。なのに店主は自分が知っている日本語を次々と話してみせ、私を笑わせるのです。

21日付けの読売の編集手帳で「郷土」について触れ、「親子の結びつきや土地との結びつきを強めるものは、お金よりは食である。」とありました。非常に納得できます。


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友人からバースデーカードが届きました!!
日本との連絡はメールやSkypeで済んでしまう時代。でも、遠く離れた土地で、友人の手書きの文章や文字が書かれた手紙を読むと、まるでその人に会ったかのような感覚になれます。いろんな感情が込み上げてきて、思わず目頭が熱くなる。友人の心遣いを本当に嬉しく思いました。

投函の日付を見ると5月6日、しかし、私の手元に届いたのは24日。
エアメールが届くのに2週間以上もかかってしまう中国は、本当に大きい国なのでしょうか。

その中国に、私の価値観は大きく変えられつつあります。


農村の方へ行くと、青空と新緑のコントラストが美しく、清々しい気持ちになりました。思い浮かんだ曲は「グリーン・グリーン」。あの歌は小学生で習いますが、歌詞ではちゃんと人生を語っているので好きです。

周辺の野山には林檎梨の白い花が咲いています。延辺州の特産である林檎梨は、まさにリンゴとナシを掛け合わせた果物で、秋に収穫期を迎えるそうです。ここのところ琿春の天気はとても良く、日中は20度以上。しかし相変わらず乾燥が激しく、外を少し歩いただけで喉がカラッカラに乾きます。だからいつも飲料水を持ち歩いています。日差しが強いので、紫外線対策も欠かせません。帽子、手袋、サングラス、それとビタミンC。午後にはきまって風が強くなるので、日本からわざわざ持って来た日傘はあまり役に立ちません。

車道の脇には、薄紫色をしたライラックの花が沢山咲いていました。この花を見て、数年前の5月に友人と函館を訪れたことを思い出しました。ちょうど緯度が同じあたりなので、植物も同類なのでしょうか。薄紫色が好きだった私の祖母は、この花をベランダで大事に育てていました。


琿春に来て3ヶ月半ほど経ちましたが、最近、ここでの食生活が影響しているのか心身が不安定です。体調に異変が出ないよう、栄養のバランスを考えて果物や牛乳など積極的に取ろうとおもいます。

今までは大体、外食と自炊を一日置きにしていました。メニューもろくに読めやしないのにピンからキリまである外食はとても楽しみでしたが、今は食べたいものが何も思い浮かばない。ここは肉料理が多い地域ですが、もともと私は肉があまり好きではないのです。串焼きなど、初めて食べた時の感動はもう全くありません。

自炊と言っても、限られた食材で作れるものは本当に少ないです。私は質素に塩鮭や干物や刺身を食べたいのだけど…残念ながら売ってません。味噌にしろ、醤油にしろ、米にしろ、豆腐にしろ、日本の物とは違うのであんまり美味しくない。特に口に合わないのが、パン、ハムやソーセージ、マーガリンなど。みりん、チーズ類、ドレッシング、練り物類、油揚げなどは、当然ですがどこを探しても手に入りません。毎回、何かしら材料が揃わないけれど、仕方が無いので代用品で補っています。

先日、日本では見た事が無い「昌魚」という魚を買ってみました。日本名では「まながつお」と言うらしいけれど、とても鰹とは思えないような魚で、エボ鯛を少し大きくしたような感じでした。内蔵を取り除き、ぶつ切りにしてある魚に、塩をしてフライパンで焼き、醤油、レモンをかけて食べてみたけれど…あまり美味しい魚ではなかった。思った以上に脂がのっていて、かなりの大味でした。多分、もう買わない。

「お腹が空けば、何だって美味しい」と言うのはウソだと思います。お腹が空いても、不味いものは不味い。私はこちらに来てから、生活の中での楽しみに食事の占める割合がかなり高いことを、身を以て感じます。著名な料理研究家がそうであるように、有るもので創作料理を作っているうちに、独自のレパートリーを増やしてゆけたりするのでしょうけど、今の私にはその気力が起きません。。。
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小さくて目立たない店だけど、とっても美人な店員さんとその弟らしき青年がホールを、そして元気そうなお母さんが厨房を担当している。我々には特別親切に気を配ってくれる店だ。
1杯3元の麻辣湯。初めて食べた時にはあの刺激にビックリして言葉が出なかった。「辛い」なんて単純なもんじゃない。しびれるようにピリっと「痛い」。食べているうちに舌も唇もピリピリと痺れてくる。と、同時に私の場合は鼻水がタラ~リ。辛いものを食べるとすぐ鼻水が出てしまう質なのだ。

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しかし、なぜだろう…あの、ある意味サディスティックな食べ物が、意外と癖になってしまった。あっさりとした透明のスープはコクがあり、春雨、青梗菜やモヤシ、干豆腐、ワカメ、キノコなど、具材はヘルシーなのでさっぱりしている。完食するとミョ~な満足感があり、食後の数時間は体がHot!熱くなる。もしや麻薬的なものが入っていたりして。

この麻辣湯、特に若い人に人気がある。この日も中学生くらいの女子グループやカップルの客が大勢来ていた。驚いたのは、小さい子を連れた夫婦、ではなくてその子供。3、4歳くらいの幼児が親と一緒に平気で麻辣湯を食べているのだ!これがもし日本の子供だったら、きっと一口食べた直後に口をあんぐりと開けて大声で泣き出すに違いない。味覚は幼いうちに育つと言われているが、こんな辛いもので鍛錬されていれば、大人になって日本食を食べる機会があった時に、その全てを「甘い」と感じるわけだよなと納得する。
★琿春に関係のない記事です。ご了承ください。

「バファリンの半分は優しさでできている」
ってことで今、大流行の成分解析を、私もやってみました!
その結果は下記のとおり。

*****の49%は怨念で出来ています
*****の33%は祝福で出来ています
*****の9%は気の迷いで出来ています
*****の8%はお菓子で出来ています
*****の1%は理論で出来ています

げげげっ、ちょっとぉ~『怨念』って怖ずぎじゃないですか。しかも割合多いし。
私、今のところはそれほどまでに人を恨むような悲惨な経験はしてないけれど
これから起こるのだとしたら嫌ですねぇ。
8%が『お菓子』というのはズバリ当たっている!
ダンナに報告したら「8%じゃなくて半分以上お菓子でしょ」と突っ込みが入りました。う~、確かにそれは否定できません

ちなみに、ダンナの名前でやってみたら、どことなく当たっているような気がした。
『成功の鍵』なんていう成分も入ってて何だか羨ましい。

…と、まあ、こんなのはタダの遊びなのですが、話のネタにはなります。


「何かあった時のために」と、こちらに来てすぐに携帯電話を契約した(と言うか、させられた)。けれど、私が電話を掛ける相手は、ダンナか中国語会話の先生、それと給水機のタンクが空になりかけた時に水を注文する…程度なので、それほど必要ではなかったかも、と思う(ちなみに日本へ電話をする時には、SkypeOutを使っている)。



中国の通信大手はChinaMoble(中国移動)と、ChinaUnicom(中国聯通)という2社があるのだが、私がケータイを買った時には中国人の知人に付き合ってもらい、その友人が経営するUnicomの店を紹介された。そこで新品らしき本体(この画像の機種ではありません)を600元で購入。私はケータイを持つ事にステイタスを感じないので、この時は一番安いのを出してもらった。相場は700~3000元くらいだそう。この金額は、こちらの給与所得に対しかなり高いはずなのだが、大概誰でも持っている。

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通話をするためには、プリペイドのSIMカードを購入する。いくつかある電話番号の中から好きなナンバーを選ばせてもらった。ここでは契約に本人確認が必要のため、外国人の場合はパスポートの提示を求められる。使用開始はカードから小さなICチップを外し、それを本体内部に差し込み、電源を入れるだけ。ICチップを差し替えれば、友人や家族とケータイの機種交換が簡単に出来てしまう。だから機種変も簡単にできる。このあたりの相互性は、見た目重視の中国らしさが出ているな~と感じる。


連休中に延辺在住の日本人の方々が遊びに来てくれた。
うちで昼食を取った後、北山というところにある『霊宝禅寺』へ観光に行ってみた。琿春市内からタクシーで10分程度の距離だ。

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ほぼ出来上がってはいるけれど、まだ建立中。諸事情があったそうで、完成が遅れているとのこと。しかし、なかなか立派なお寺だ。中央に立つ観音像の両側は蓮池になるのだろうか。蓮好きな私には、気になるところ。

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観音像の後ろから奥へ奥へと雛壇状に高くなり、そこに御堂が立ち、一番高いところには巨大な涅槃仏が横たわって琿春市内を見下ろしている。涅槃の前から琿春市内を臨むと、こんな景色が広がる。

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境内を囲む塀は長城を模して造られている。涅槃の後ろ側を通り、一周することができた。思った以上に見応えのあるお寺だった。
ひろーるさんのブログで、いつでもどこでも中国語が学べるChinesePodの存在を知りました。「これだ!」という直感で、さっそく今までのアーカイブをせっせとiPodにアップデートしてみました。
ChinesePodは月曜から金曜まで毎日更新されるレッスンで、文法集、テキストファイルや、練習集のダウンロードを除けば、ポッドキャストが無料でダウンロードできます。どこから始めても良い趣旨になっていますが、私の場合はまず基本(45回分)と初級(7回分)からスタート。新しいレッスンごとに、まず初めは机に向かって集中して聴き、一度内容を把握したレッスンからは時間さえあれば、何かやりながらでも繰り返し聴くようにします。今日は午前中、部屋の掃除をしながら聴いてみました。これなら毎日、無理せず楽しく続けられそうです。

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地元琿春人から教えてもらった1軒。昼は11時半前後、夜は17時以降に店の前は客の車で大変混み合う。お粥、冷菜、肉や魚の料理、などなど色々とあるが、餅、水餃子などの粉モノを得意としている。

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特におススメなのは、私の大好きな『包子』。他のお客さんもよく注文している。湯気が立つアツアツの包子を半分に割ると饅頭の中から肉汁がじゅわ~。中身の餡は数種類から選べて、この時は猪肉芹菜(豚肉とセロリ)にしてみた。餡と皮の分量が丁度良く、意外とさっぱりしているから何個でもいける。
この、肉まんほど大きくもなく、小龍包ほど小さくない手のひらサイズは、どうもオニギリ感覚に似ている。気が付くとつい手が伸びてる。ここはいつも注文が入ってから作るので、他より少し待たされることもあるけれど、出来立てホヤホヤをひとくち食べれば「待った甲斐があった~」と必ず感じる。1皿に12個も乗って、値段はたったの5元。

包子

うちの場合はいつも2皿を注文し、食べきれない分は「请打包。」(包んでください)と店員に頼む。こちらの人たちは、職場の同僚、友人または家族揃っての外食では、山盛りの料理をテーブルいっぱいに注文する。そして当然、食べきれずに残ってしまうのだが、それらを大抵は持ち帰る。だからどこの店にも必ずテイクアウト用のパックや袋が常備されている。捨てるのはもったいないし、美味しい店の美味しい料理を家に帰っても食べられるのは、かなりお得な気分だ。

ちなみに持ち帰った包子は、次の日の私のランチになることが多い。レンジでチンっ!温かくて柔らかい、あの美味しさはクセになる。

 漢族の結婚式に行ってきました。会場は琿春市賓館というホテル。
(私たちが2005年1月に初めて琿春を訪れた時に泊まったのもここでした。)
 中国の結婚式では、招待客は平服で行くのが普通なので、誰でも気軽に参加できる雰囲気があります。ジーンズでもOKなので、慣れてないと驚きます。

 会場の受付でご祝儀を渡し、名前を言うと、真っ赤な芳名帳に筆耕担当の人が名前を書いてくれます。ご祝儀は特別な封筒などに入れなくてもよい(赤い封筒に入れても良い)し、自ら筆を取って名前を書くなんていうマドロッコしい作業もありませんでした。
五一2

 一昨日の晩、何十発もの花火が上がっていたと思ったら、このモールの開店祝だったそう。連休中はオープンセール真っ最中で、この日も家族連れで賑わっていた。モールの中はなぜこんなにも衣料品店が多いのかと思ったけれど、他に家電やスポーツ用品、靴、化粧品、カーテンなども売っていた。
 中でも魅力的だったのは亿客隆超市(スーパー)。琿春ではかなり画期的!なぜなら「野菜、果物、肉、魚などの生鮮食品が売られているから」。「え?それ、普通でしょ。」と思った方はぜひ追記をお読みください。


杏
いつの間にか楚々と咲いていました。琿春の中心、ロータリーから放射状に伸びる新安路。その分離帯には杏の樹が植えられています。
杏01
杏02
中国原産の蝋梅もやっと開きました。日本では確かお正月頃に咲いたはず。
ロウバイ2
ロウバイ01
家の前の芝生も緑色になってきました。植え込みに目をやると、何かの球根が芽を出しています。どんな花が咲くのか楽しみ。

何もかもが凍りついてしまうあの厳しい冬を、長い間じっと我慢しながら耐え、やっと迎えた春。一生懸命に芽を出し、花開く植物は本当に逞しく美しい。やっと暖かくなってきた日差しを奪い合うかのように、勢い良く、上へ上へと成長しています。