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琿春エアポート

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中国の洗剤。
手荒れしないので大丈夫ではなかろうかと、以前から使っています。

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ポンプ式の大容量(2kg)。
ずっと前に亿客隆の開店セールにて13元で購入しました。
中身は普通の台所用洗剤で、食器類のほか、野菜や果物を洗うのにも使います。

日本にいる時は、野菜を洗剤で洗うことなんてしてません。
が、ここは、中国。
農薬やワックス等の有害物質、土や手垢などに含まれるウィルス等が
体内に入ってしまうのを少しでも減らそうと
野菜や果物を洗剤で洗うのです。

トマトや果物などは必ず皮を剥き
まな板に載せて切るものは洗剤で洗っています。
菜っ葉類等は、さすがに洗剤を使うのもどうなのかと思うので
買ってきたらすぐ水に浸けてよく泥を落とし、流水で何度も洗います。
さらに、まとめて下茹でしてから使っています。

全く無駄な努力かもしれません。
でもやらないよりは良いはず。

健康に気を遣うことはストレスになりません。
それよりも、健康への不安を抱えるストレスのほうがずっと大きい。
手を掛けることで不安は解消されています。
何がどうであれ、健康第一!



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新しいスーパーが開店すると、同時に新しい商品が最東端の琿春にも入ってくる。

日中合資企業「丘比」(キューピー)の
千岛酱」(サウザンアイランド)と「香橙酱」(マーマレードジャム)。

琿春は日本で売っているような瓶入りのドレッシングなど全く存在しない所なので
必要な時は調味料を色々混ぜて一から作らなくてはいけない。
そんな面倒な手間が省けて、少しでも中国ストレスを減らせるのなら
コッテリ系の千島醤も「ないよりはマシ」と即購入した。
合いそうなのはブロッコリーやカリフラワーなどの温野菜。

ジャム。以前買った中国製の品は添加物が多く薬品の味がしたため
果物を買って自家製ジャムを作っていたが、煮詰めるのに結構な時間がかかる。
この丘比のマーマレードはクセもなく、日本のジャムに近い味。

日本がちょっと絡んでいるだけで断然、品質が良くなる。
私が中国に来てから購入した生活雑貨で、使って良かったものを紹介。

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ホウキ(4元=約60円)。
今の家は部屋が必要以上に広いため、コードと格闘しながら
掃除機を掛けるのはかなりの重労働。
このホウキで手軽に床を掃くほうがキレイになる。
それに猫の毛はホウキのほうが良く取れる気がする。

街の清掃員もこのホウキ(かなり年季の入った感じの)を使っている。
こういったユル~い類いの雑貨が好き。
自由ヶ丘あたりに20倍くらいの値段で売っていそう…。

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圧力鍋(230元=約3,450円)。
こちらに来てすぐの頃、購入したもの。
中国製にしては良い仕事をしていると思える品質。
使い易く、最近は愛着感も出てきた。
肉や野菜が豊富に安く手に入るため、短時間で美味しい煮込み料理ができる。

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手動ミンチマシン(38元=約570円)。
挽き肉を使いたいときは休日に肉を塊で買ってきて
脂を取り除き、旦那と分担しながらこれを使って挽く。
その行程は「料理」というよりも「作業」に近いが
赤身の良質な挽き肉ができる。

琿春にも最近やっと挽き肉を扱う店が出てきた。
けれど、脂が多いのか全体的に白っぽいものが多い。
どの部位を挽いてあるのか分からず抵抗があるので、そういう肉は買わない。

このミンチマシンはパッと見、ヨーロッパのアンティークっぽい(?)ので
結構、気に入っている。
ダンナの帯状疱疹は数日前に比べると退いてきた気がするのですが
相変わらず「刺すように痛い」と言います。

前回処方された3日分の薬と点滴が無くなったので
再び社員のJさんに付き添ってもらい、経過を診せるため医者へ行ってきました。

今回の処方は前回と同じ、西洋医学の錠剤と抗ウィルス剤の点滴。
それに追加で痛み止めの錠剤と「漢方の塗り薬」。
この漢方は3つの薬物をブレンドして作ります。

まず一つ目は…何だか良く判らない。これ鉱物ですか。

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二つ目は…日本画材ですか?服に付いたら取れないような色。
しかもこれ、すごく臭いです。

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そして三つ目は、なんとムカデ!

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乾燥して死んでいるけれど、なぜか平たい竹の棒にしがみついてます。
キモチワルっ、しかも変な臭~い。ゾゾゾ…と鳥肌が。。。

これら3つを粉砕して混ぜ、香油で調合し、糊状にして患部に塗るそうなんです。

簡単に処方してくれましたけれど…それ、どうやるの?
ここでの生活能力が幼稚園児レベルに等しい我々には、ちょっと難しい。

しかしJさんが我が家に来てお手本を見せてくれました。
彼女はお医者さんの娘なので、今度の件では頼ってばかりです。

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まず、しがみついている平たい棒からムカデを外し
のし棒で潰……してみましたが、硬くてダメでした。
仕方なく3人がかりで細かく千切りました。おー、嫌だ。
乾燥しているのに、細かくなるとやや湿気を帯びているかんじ…
ダンナはムカデから油が出ただとか、気持ちの悪いことを言ってました。
3種類を混ぜ合わせると「もわー」っとした臭いがさらに強烈。

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家には有り合わせの道具しかないため、これ以上細かくするのは無理だろう…
と思ったのですが、薬剤師をしている彼女のお兄さんに問い合わせたところ
もっと細かくしなくてはダメとのこと。え゛ー。

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それでまたもやJさんに付き合ってもらい、小さな石臼(?)を15元で買ってきました。
これさえあればムカデの繊維質も粉々の木っ端みじんになるはず。
そこに香油を注ぎ、ドロッとしたものをダンナの腹や背中に塗ります。

数日後には出発ですが、この処方された漢方薬は麻薬的な扱いになるらしく
持ち込むには食品などに紛れ込ませると良いだろうと
お兄さんからの親切なアドバイスあり。

しかしこの漢方薬、本当に効くのでしょうか?
前回と同じ西洋医学の塗り薬で良かったのに…。


今日は生まれて初めてムカデを手で裂いたせいか
いつもより疲れました。。。


最近ブログに書きたいネタが多すぎて
帰国のための荷物の準備が一向に進みません。
困ります。



ここのところ仕事がとても忙しそうだったダンナが
数日前から背中やお腹が痛いと言っていました。
でも多分、日頃の運動不足または筋肉痛程度であろうと
軽く考えていました。

そうしたら昨日になって赤い湿疹が!
私はそれに見覚えがありました。
帯状疱疹です。

帯状疱疹とは帯状ヘルペスとも言われていて
痛みや痒みを伴った赤い湿疹が神経に沿って現れ、
それが徐々に水ぶくれに変化して広がるものです。
原因はヘルペスウィルスです。
子供の頃に発症した水疱瘡のウィルスが神経の奥深くに残っていて
それが大人になってから過労やストレスなど免疫力が落ちた時に
神経にダメージを与える病気です。

このまま放っておかない方が良いような気がしたので
会社のスタッフに付き合ってもらい、昨夜、近所の病院へ行きました。
病院は映画の中でしか見たことがない野戦病院のような雰囲気でした。

観察室には汚いベッドが8台ほどあり、そこで点滴が終わるのを待ちました。
こちらの病院はすぐ点滴を打ちたがるようで
他にも患者さんが代る代る入ってきました。

とりあえず3日分の点滴と飲み薬、塗り薬が出ました。
点滴をしに今日と明日、また病院へ行かなくてはいけません。


でも、ダンナは昨日よりも痛いと言って辛そうです。
処方された薬で良くなるとよいのですが…
まだかなり心配です。